言語の経済力ランキング作ってみた

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外国語を学ぶ上で、どの言葉を学ぶかを考えるとき、世界でどれくらいその言葉が使われているか、通じるかというのは気になると思います。当然、色々なところで使る言語の方が価値は高いですから。
そうすると、ネイティブ話者人口では中国語、公用語国数ではスペイン語、勉強したから少しは分かる人口では英語ということに多分なるんじゃないかと思いますが、ここで、新たな指標を提案したいと思います。

単純な人口や国数ではなく、「その言語の経済力」の指標です。

ビジネスのために言葉を学ぶなら、同じ人数に通じる2つの言葉があったとすれば、より経済力のある人たちに通じる言葉の方が、ビジネス上の価値は高いと言えるのではないかと。言いかえれば、その言葉でどれだけモノを売ることができるかのポテンシャルを指標化してみるという感じです。
で、2011年の国別GDP(為替レート)を参考にしながら各言語別のGDPを試算してみました。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E5%86%85%E7%B7%8F%E7%94%9F%E7%94%A3

計算の仕方は、英語であれば、アメリカとイギリスとカナダとオーストラリアとシンガポールと…のようにその言語を使っている国のGDPを足し上げます。
但し、めんどくさいのでGDP上位50カ国分位しか計算に使っていません。また、カナダやスイスやインドのように複数の言語が使われる国はテキトーにGDPを案分して足し算しているのであまり厳密なものではないですが、ベストテンの順位は多分合っているだろう位の精度です。

 

その、言語別GDP試算のベストテンをここに発表します!

10位 ヒンドゥー語 12000億USDくらい
インドのGDPが16000億ほどありますが、このどれ位をヒンドゥー語にカウントしていいのかが分からないのでここはもう一つ自信ないです。韓国のGDPが11000億ほどあるので、もしかすると韓国語のほうが上かもしれません。

9位 ロシア語 19000億USDくらい
ロシア以外でも一部の旧ソ連国家で公用語だったりして実は話者人口はヨーロッパで1番とか。見事にベストテン入りです。この他にもウクライナ語などはロシア語と大体同じらしいです。
シャラポワをはじめ美人が多い気がするので、経済力でなく「美人と会話できる力」という指標ならもっと上位も狙えるかも。

8位 イタリア語 22500億USDくらい
イタリア以外ではスイスの一部、サンマリノ、バチカン位のかなりローカルな言語ですが、それでもG8加盟国の意地を見せましたね。
こちらも経済力でなく、「イケメンと会話できる力」指標ならもっと上位が狙えます。

7位 ポルトガル語 28000億USDくらい
本家ポルトガルよりも経済発展著しいブラジル(今やイギリスより上の7位)が貢献してなかなかに上位入りです。今後の伸びも期待できますし、日本でも群馬県太田市、静岡県磐田市、愛知県豊田市などの一部では通じるはずです。

6位 フランス語 33000億USDくらい
フランス分と、カナダやベルギーの25%ほどと、なんとなくアフリカの各国分を目分量加算。アフリカの元宗主国だった国でなかなかに色々な国で話されているがGDPにすると誤差の範囲に。
「美味しい食べ物やお酒を注文する力」ではもっと上位に行けるはず。

5位 スペイン語 39000億USDくらい
GDP合計のうちスペインが3割以上を占めますが、メキシコも3割近くあり、南米の各国がそれなりに貢献します。ブラジルを除く南米はスペイン語圏だし、公用語国数では多分1番。
ヨーロッパ言語は、1個マスターすれば、2個目は割と簡単にマスターできるようなので、実際にはもっと価値があると思ってもいいかもしれないですね。その中でも近い言葉のポルトガル語とスペイン語なら8割くらい会話になるとも聞きます。

4位 ドイツ語 44000億USDくらい
ドイツはヨーロッパの経済大国ですし、他にもオーストリアや、スイスの6割ほどもドイツ語として加算してみるとなかなかのポジションになります。が、その割にイマイチ人気がない気がします。「美人」「イケメン」などのような付加価値に欠けているのが理由でしょうか。

3位 日本語 58690億USDくらい
流石腐っても経済大国です。1国でしか使われない言語としてはダントツのGDPカバー率トップです。
但し、ヨーロッパ言語と構造が大きく異なり、漢字のおかげでキャラクタも多いので、世界の多くの人にとって学びにくいという難点がある言葉。このため、我々が日本語を使えると言うことには希少な価値があるとも言えます。ガラパゴス万歳。

2位 中国語 80000億USDくらい
北京語と広東語とありますが、書きこそ少し戸惑うことがあるものの、話や読みには問題ないらしいので合算です。中国、台湾、香港の合計でシンガポールは入れていません。それでもネイティブ話者人口ではトップでしょう。
日本は最近中国にGDPで抜かれたばかりだと思っていましたが、あっという間にちぎられてしまいもう2割くらい差が付いているんですね。なにしろ相手は10%近い成長。今後もこの経済力指標が伸びていくのでしょうね。

1位 英語 202000億USDくらい
GDPダントツ1位のアメリカに、旧大英帝国各国が揃えばまあこんなもんです。圧倒的じゃないかわが軍は。なにしろ豊かな国が多いのでこの指標では強いです。更に、ネイティブではないけれど勉強して少しは分かる人口では恐らくダントツに最強だと思いますから、最も使いでのある言葉です。
最も学ぶ価値がある言語はとりあえず英語で決まりでしょう。
中国語圏の成長が続いてもまだまだ当分経済的には英語のポジションを脅かすところまではいきませんね。

こんな結果になりましたが、どうお感じになりましたか?
スペイン語がもう少し行くかなと思っていたのですがスペインとメキシコ以外はあまり戦力になりませんでした。アメリカ南部のスペイン語人口をカウントすればもう少し積めるかもしれませんが、推計が難しくて。
また、今回はGDPを使ってフローの経済力を計りましたが、ストックでやってみるとまた違った結果になるかもしれません。

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